住居内すべて
正しく換気する
毎日短時間窓を完全に開け放ってください(インパクト・ベンチレーション)。この方法では部屋の空気を入れ替えますが、家具と内壁の温度は失われません。窓の上部を内側に傾ける開け方はしばしば再び閉じることを忘れ、部屋を完全に冷え切らせてしまいます。
照明を消す
誰もいない部屋にしばしば明かりが灯っています。本当に必要な部屋と時間にだけ照明を使ってください。
オン/オフ・スイッチの付いた電源ソケット
スタンバイ状態の電化製品の電力消費量は年間総消費量の4~10%になります。オン/オフ・スイッチの付いた電源ソケットを使うことにより電力消費量を簡単に削減することができます。
暖房を節約
室温を2~3度℃抑え19~20度℃に設定することにより、暖房エネルギーは10~20%節約できます。
台所で
オーブンの予熱時間
オーブンの予熱時間も調理に使用することにより最大20%のエネルギー節約につながります。多くのオーブン調理のレシピには調理時間をマッチさせるために、オーブンを予熱することを推奨しています。しかし、必然ではありません。また、予熱を既に考慮したレシピもあります。
レンジのタイプと鍋の種類次第で適時に温度を下げることにより、レンジの残留熱を使い調理が可能です。電熱レンジの場合は約5分早めに電気を切っても、一般的に鍋やフライパンの加熱を残留熱で維持することができます。
冷蔵庫の中には熱の残る食べ物は入れない。
昼食時に残った食べ物は冷蔵庫に入れる前に完全に冷ましてください。冷蔵庫は暖かい物を冷やすためにエネルギーを余分に使い、電気代に反映します。
鍋の代わりに電気湯沸かし器
お湯を沸かすときには電気湯沸かし器に必要なだけの水を入れ沸かします。例えば毎日1リットルの使わない水を沸かすことにより、年間最大25KgのCo2が発生します。
浴室内
入浴の代わりにシャワー
湯舟につかる代わりにシャワーを使用する。シャワーは平均的に一分間に15~20リットルのお湯を消費します。一般的な湯舟では約150リットルです。また、シャワーの時間も3~7分に押さえることをお勧めします。皮膚にとっても熱すぎるお湯と長すぎるシャワー及び入浴は不健康です。
正しく洗濯
洗濯機には可能な限りフルに洗濯物を入れます。最大限に詰めた場合のみに使用されるエネルギーが最大効率で消費されます。プリ・ウォッシュ・プログラムは不要です。基本的に衣類は長持ちさせるためには洗濯し過ぎないことが大事です。洗濯時の水温も少々下げることが、生地にとっても環境にとっても意義があります。
乾燥機
乾燥機が必要なことは稀です。ほぼどこの住居にも衣類の乾燥室があり、バルコニーで乾かすことは夏でも冬でも可能です。衣類も乾燥機を使用しない方が長持ちします。
手を洗う時は冷水で
30秒間手を洗うことにより約3リットル弱の水が流れます。温水は更により多くのエネルギーを消費します。手を洗う際に丁寧に石鹸を使えば、水温は清潔度に影響ありません。